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2003年12月27日(土) 00時00分

居酒屋チェーン競争過熱 法廷へ 東京新聞

 居酒屋チェーン「魚民」を経営するモンテローザ(東京)が二十六日、「『和民』に似た店名、看板をわざと使っている」と虚偽の事実を公表されたとして、居酒屋チェーン「和民」を経営するワタミフードサービス(東京)に三千万円の賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状などによると、ワタミは一九九九年から三回にわたり、「魚民」の商標や、赤地に白文字で店名を表記した看板の使用中止を求める「警告書」をモンテローザに送付。雑誌などに対しても、モンテローザが意図的に「和民」に似た店を出しているという趣旨の発言をしたという。

 モンテローザは「赤地に白文字の看板は最も目立つ表示で外食産業の共通財産。意図的に似せているとの批判は不正競争に当たる」と主張。モンテローザは別に経営する居酒屋チェーン「月の宴」の店名やメニューをめぐり、同「月の雫」を経営する三光マーケティングフーズ(東京)から訴訟を起こされており三光側を営業妨害で反訴している。

 ワタミフードサービスの話 「和民」と「魚民」を混同させる手法はあからさまで、度を過ぎる行為には警告を続けてきた。逆に提訴されたと聞き、非常に当惑している。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20031227/mng_____sya_____007.shtml