2003年12月25日(木) 00時00分

米は回収措置 （東京新聞）

　【ニューヨーク＝寺本政司】米農務省は二十四日、米国で初の牛海綿状脳症（ＢＳＥ）感染牛が見つかった問題で、米ワシントン州の食肉会社「バーンズ・モーゼス・レーク・ミート」が約四・五トンの牛肉を自主回収（リコール）したと発表した。肉は陽性反応の検査結果が出た今月九日に加工、生産されたもので、感染牛の疑いが強い。

　べネマン農務長官も同日、ＣＮＮテレビのインタビューで「約一万ポンド（約四・五トン）の食肉の回収措置を取り、流通経路追跡と食品供給からの除去を進めている」と話し、感染牛との関連性を認めた。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20031225/mng_____kok_____001.shtml