2003年12月22日(月) 11時36分

武井前会長の釈放期間延長　病気治療で１月中旬まで（共同通信）

　武富士の盗聴事件で、東京地裁は２２日までに、都内の病院で病気治療のため釈放されている前会長の武井保雄被告（７３）＝電気通信事業法違反罪で起訴＝に対し、釈放期間の延長を認めた。
　関係者によると、武井被告の体調が思わしくなく、弁護側が延長を申請していた。期間は来年１月中旬までという。武井被告はその後、再び収監される。
　弁護側が今月１５日、肝臓の治療を理由に拘置の執行停止を申し立て、東京地裁が１週間程度の釈放を認めた。
　起訴状によると、武井被告は元渉外担当の中川一博被告（４３）らに指示して２０００年１２月から０１年２月、東京都世田谷区に住んでいたフリージャーナリスト山岡俊介さん（４４）の自宅の電話回線に盗聴器を仕掛け、通話内容を録音した。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031222-00000066-kyodo-soci