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2003年12月19日(金) 18時45分

宝くじは密かな夢——ユーザーはネットでの共同購入に否定的japan.internet.com

参考記事にもあるように、さるポータルサイトが宝くじ共同購入申し込み受付サービスを 開始 した。関東を中心にした「当たる」売り場で年末ジャンボ宝くじを共同で購入、当たると口数に応じて分配するものである。

この宝くじ共同購入サービス、ユーザーの反応はどうだろうか。
インターネットコム株式会社 株式会社インフォプラント では、宝くじなどのネット購入と販売に関するユーザーの意識調査を行ったが、現在「宝くじを買っている」ユーザーの78%は、ネットでの共同購入に対しては否定的だった。

調査対象は、20代〜60代のインターネットユーザー300人で、男女比は、男性38%、女性62%、年齢層分布は、20代が27%、30代が43%、40代が22%、50代が7%、60代が1%だった。

まずユーザー300人に対し、宝くじの購入頻度を聞いてみた。「たまに買っている」ユーザーが28%(87人)と一番多く、「時々買っている」が24%(72人)、「定期的に買っている」が14%(41人)、「定期的ではないが頻繁に買っている」が11%(32人)という順で、頻度はともかく宝くじを買っているユーザーを合計すると、全体の77%(232人)にもなる。一方「買わない」ユーザーは全体の23%(68人)という結果になった。

宝くじを買っている77%、232人のほとんどが個人で購入しており、共同購入しているのはわずか11人で、この232人のうち、「ネット上の共同購入で宝くじを買いたいと思わない」と答えたユーザーは78%(180人)と、大半が否定的だった。「思わない理由としては、「共同購入には興味ない」(主婦/33歳)、「信用できない」(会社員/33歳)、「ひとりでひっそり楽しみたい」(主婦/32歳)、「自分で選びたい」(公務員/48歳)などという意見が多く寄せられ、、売り場で購入する行為や当選番号発表までの過程を楽しみたい、というユーザーが多いようだ。

それでは、共同購入ではなく、ネットで直接販売されている宝くじはどうだろうか。宝くじを買っているユーザーでは42%(96人)が、また宝くじを買わないユーザーでは17%(11人)が「買ってみたい」と回答、宝くじの販売サイトとして一番適当なサイトとして挙げられたのは、「銀行のホームページ」だった。


調査協力: 株式会社インフォプラント

 
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