悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年12月19日(金) 00時51分

<オレオレ詐欺>振込先売買の「口座屋」を逮捕 大分県警毎日新聞

 全国で続発するオレオレ詐欺で、振込先として使う預金口座がインターネットなどで売買されていたことが分かり、大分県警は18日、埼玉県吉見町、会社員、斎藤勝容疑者(45)を盗品等有償譲受容疑で逮捕、同容疑者に口座を売っていた関西在住の暴力団員の男(30)を詐欺容疑で指名手配したと発表した。口座を売買する人物は「口座屋」と呼ばれており、県警は預金口座の販売ルートと組織の解明を進める。

 また、大分地検はこの男に販売する目的で自分名義の口座を作っていた長崎市女(め)の都(と)の配管工、坂元謙一(25)、住所不定、無職、松尾守(25)両被告ら4人を銀行に対する詐欺罪で今月8日、大分地裁に起訴した。自分名義での口座開設に詐欺罪を適用したのは全国で初めてという。

 調べでは、斎藤容疑者は9月中旬ごろ、暴力団の男から、松尾被告らが自分名義で作った預金通帳とキャッシュカードを1組とした5セットを1セット1万〜2万円で購入した疑い。斎藤容疑者は「東京都内で1セット3万〜5万円でオレオレ詐欺の犯行グループなどに売却した」と供述している。口座は暴力団の男が、坂元被告に開設を持ちかけていた。

 「口座屋」は通帳、カード、印鑑、暗証番号の4点をセットで売るといい、斎藤容疑者は通帳を作っている十数グループから数百口座を購入。インターネットオークションで購入希望者を募って販売、約600万〜800万円の利益を得ていたという。

 松尾被告ら4人の起訴事実は、今年8月29日〜9月2日、大分市内の銀行支店で第三者に販売する目的を隠して、自分名義の5口座を開設したというもの。

 斎藤容疑者は、こうした口座を所持していたとして11月26日、盗品等保管容疑で逮捕され、処分保留となっていた。【井上元宏】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031219-00000116-mai-soci