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2003年12月18日(木) 23時23分

ドコモ、「着うた」に本腰 FOMA新機種でau追撃へ朝日新聞

 NTTドコモとKDDI(au)が、歌声入り音楽を着信音にできるサービス「着うた」で激突する。ドコモは18日、来年2月から順次発売する第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」の新型7機種で着うたに参入すると発表。第2世代の高機能タイプ「505」でも12月下旬にサービスを始め、今後売り出す両シリーズの全機種で原則対応できるようにする。着うたで加入者数を急増させたauを追撃する格好になる。

 新型フォーマは、着うたに加え、自分の映像のほかに「ムーミン」などのキャラクターを画面に表示できるテレビ電話が特徴。記者会見したドコモの夏野剛iモード企画部長は「04年度中に第2世代から第3世代へ500万人を移らせたい」と述べ、第3世代に軸足を移す考えを示した。

 フォーマの着うたは動画配信機能「iモーション」を強化したもの。着信すると音楽とともに動画も流れる。ドコモの携帯電話を使ったインターネット接続サービス「iモード」で音楽や動画データを取り込み、電話機に記録して利用する。再生時間は最大でauの2倍の60秒程度。サービス開始時に約2万1000曲を用意し、月額200〜500円で数曲取り込める料金体系になる見込みだ。

 一方、auの着うたは02年12月に開始。9月の月間利用数は720万回で、累計では4000万回を超える人気サービスに育った。電気通信事業者協会の統計によると、03年度の携帯電話の累計純増数(4〜11月)では、首位auと2位ドコモの差は24万7000件で、その差が徐々に開いている。auが初の年度首位に立てるか、ドコモが巻き返すか。カギは着うたが握りそうだ。

(12/18 23:23)

http://www.asahi.com/business/update/1218/118.html