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2003年12月17日(水) 09時04分

11月のスパムは医薬品売り込みがトップZDNet

 スパム対策ソフトメーカーの英Clearswiftが12月16日発表した調査によると、11月に届いたスパムのうち最も多かったのは、ダイエット用の薬品やバイアグラなどを宣伝する健康関連のメールだった。

 こうした健康関連の迷惑メールは11月に急増。一方で、かつて受信箱に溢れ返っていたポルノ関連のスパムは同月は減少している。

 Clearswiftは、迷惑メールの頻度と性質について調べた報告書を毎月「Spam Index」として公表している。それによると、11月は健康関連のメールがスパム全体の50%近くを占め、10月の27%から急増した。ポルノ関連のスパムが占める割合は14%にすぎず、金銭絡みのスパムは12.5%を占めている。

 健康関連のスパムが増えたのは、病気や障害に苦しんでいる人に対して電子メールマーケティング業者が最も高い関心を示していることを物語るものだとClearswiftは見ている。電子メールは機密性が高いという媒体の性質上、「バイアグラなどの製品にとっては理想的な販売経路」であることが実証済みだと同社は指摘。その結果、処方せんが必要な性的不全治療薬を、医師に相談せずに入手できる手段として目を向けられるようになっている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031217-00000008-zdn-sci