2003年12月17日(水) 05時43分
登録料値上げで開業が激減 東京、大阪のヤミ金対策(共同通信)
ヤミ金融対策として、新規に貸金業を開業する業者の登録料を11月から大幅に引き上げた東京都と大阪府で登録申請者が激減していることが17日、分かった。
客を信用させるため貸金業登録していることを宣伝するヤミ金融業者が増加し「登録料が安すぎて誰でも簡単に登録できる」と問題になっていた。来年1月1日に施行されるヤミ金融対策法(改正貸金業規制法など)により登録料が4万3000円から15万円に引き上げられる。
ヤミ金融が集中しているとされる東京都と大阪府ではこれを前倒しで実施。早くも一定の効果を挙げた形で、都貸金業対策室は「ヤミ金融の申請が減り、本当に貸金業を営みたい業者だけが登録するようになったのではないか」としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031217-00000034-kyodo-soci