2003年12月16日(火) 20時33分

偽ブランド品販売事件初公判　２被告、起訴事実認める−−徳島地裁　／徳島（毎日新聞）

　有名ブランドの偽物をインターネットで販売していたなどとして商標法違反（商標権侵害）の罪に問われている土成町水田、雑貨販売業役員、矢部尊信（５５）▽東京都目黒区八雲、同、矢部善城（２７）の両被告の初公判が１５日、徳島地裁（杉田友宏裁判官）であり、両被告は起訴事実を全面的に認めた。
　起訴状によると、両被告は共謀して０２年５月、千葉県松戸市の女性にインターネットを通じて高級ブランド「グッチ」に類似する文字が入ったポーチを７７５０円で販売。同年８、９月には高知市のパチンコ店に高級ブランド「プラダ」に類似する財布、キーケース３点を計２万８０００円で販売するなどした。
　検察側は冒頭陳述で「被告らは偽造ブランド品販売で少なくとも７億円を売り上げた」と指摘した。　【津島史人】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031216-00000006-mai-l36