2003年12月16日(火) 11時05分

３５０薬品を販売許可へ　コンビニなど小売店で（共同通信）

　コンビニなど一般小売店で販売できる大衆薬の選定作業を進めてきた厚生労働省の検討会作業部会（座長・斎藤洋東大名誉教授）は１６日、ビタミン含有保健薬や整腸薬など約３５０品目に限定して販売を認めるとする選定結果を検討会に報告した。
　政府の規制改革会議が消費者の利便性を高めるためコンビニ販売を求めてきた風邪薬や解熱鎮痛薬については「症状だけで直ちに風邪薬を使用することは危険。薬剤師と相談して適正使用することが大事」（同名誉教授）として認めなかった。
　同省は、選定された薬をコンビニでの販売が可能な医薬部外品に指定し、半年後には販売できるようにしたいとしている。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031216-00000077-kyodo-soci