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自衛隊のイラク派遣に反対する仏教やキリスト教、神道などの宗教者約２００人が１４日、東京・銀座の有楽町マリオン前で街頭署名活動をした。宗教や教派を乗り越えて連帯した「平和をつくり出す宗教者ネット」が主催し、共に平和への祈りをささげた。
街頭では、仏教の僧侶やカトリックの神父、プロテスタントの牧師、神道の神職、天理教徒らがそれぞれの宗教服で参加。太鼓をたたいたりして署名を呼びかけ、２時間で約１１００人の署名が集まった。今後も続け、１月中にも小泉首相あてに提出する。
イスラム教徒で、イラクで「人間の盾」となったジャミーラ・高橋千代さん（６３）は「フセイン元大統領が拘束されても戦争状態に変わりはなく、自衛隊を出せば泥沼になる。占領軍が出ていってから、復興に協力すべきだ」と話した。(12/15 14:51)