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2003年12月12日(金) 00時00分

妊娠中、授乳中の女性はマグロ食べ過ぎダメ最高でも1週間に340グラムまで、米FDA勧告ZAKZAK

 【ワシントン11日共同】米食品医薬品局(FDA)は11日、メチル水銀による胎児や乳幼児への悪影響を避けるため、妊婦や授乳中の女性らに、マグロなどを含む一般の市販魚介類について、消費量を1週間に最高で12オンス(約340グラム)程度にとどめることが望ましいと勧告した。

 メカジキやサメについては、これまで通り、食べないよう呼び掛けた。

 米国内の市民団体などは、マグロについて「水銀濃度が高い」と指摘してきた。FDAは「マグロステーキや一部の缶詰マグロには比較的、水銀濃度が高い例がある」としながらも、特別扱いすることは避けた。

 環境保護団体からは「マグロの消費量は非常に多く、この勧告では不十分だ」との指摘が出ている。

 FDAの勧告は、妊娠中や妊娠している可能性のある女性、授乳中の女性が対象。

 母体や母乳経由で、魚の中のメチル水銀が胎児や乳幼児の発達に悪影響を及ぼすことを避けるため、サメ、サワラやアマダイの一種、メカジキを食べるのを避けるよう勧告した。

 それ以外の魚介類については「毎週12オンスまでなら(継続して)食べても安全だ」とした。

ZAKZAK 2003/12/12

http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2003_12/1t2003121223.html