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2003年12月12日(金) 07時04分

現金書留を同封 架空請求に新手口 仙台で被害急増河北新報

 身に覚えのないインターネットや携帯電話のアダルトサイト、出会い系サイトの利用料金を請求される被害が相次ぐ中、現金書留の封筒を請求通知に同封し、現金で支払いを求めるという新手の架空請求が、仙台市内で急増している。市消費生活センターには10日までに、41件の被害苦情相談が寄せられており、同センターで注意を呼び掛けている。

 新手の架空請求は11月下旬から急増。40代以上の親の世代に「最終御請求通知書」と題した文書を送り付け、「ご子息様の使用された有料アダルト番組・出会い系番組の未納利用料金がある」として、3日以内を期限に同封の現金書留で支払うよう脅迫している。

 同センターによると、被害相談者の多くは実際に息子がおり、何らかの流出名簿を基にした請求の可能性が高い。これまでに、東京都内の住所を記載した2業者の請求を確認した。請求書の文面が全く同じなため同一業者とみられるが、住所地に実在しないという。

 アダルトサイトなどの利用料をめぐる架空請求はこれまで、指定した銀行口座に振り込ませたり、携帯電話に連絡させてから支払いを求めたりする手口が多かった。現金書留を使った手口は、10月ごろから関東圏で目立ち始めていたという。

 同センターは「まずは使用者である息子に確認し、身に覚えがなければ絶対に支払わないことが肝心。電話などで督促があっても断り、個人情報は絶対に教えないこと。困ったときは相談してほしい」と話している。
 連絡先は市消費生活センター022(268)8305。
(河北新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031212-00000006-khk-toh