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2003年12月11日(木) 20時12分

県警の窓口へ相談が急増 10月末までに1万2734件、前年同期比4割増/和歌山毎日新聞

 県警本部と各警察署の相談窓口に寄せられる相談件数が急増している。今年1〜10月の総件数は1万2734件で、前年同期(9010件)の約4割増。ヤミ金融など悪質商法に関する相談が大幅に増えたためで、相談件数が倍増した警察署もある。県警警察相談課は「悪質商法についての相談は昨年の約10倍。これも世相の反映ではないか」と話す。 【花牟礼紀仁】
 同課によると、昨年1年間の相談件数は1万999件。今年は10月末時点で既に昨年を大きく上回り年間1万4000件程度になる見通しという。
 主な相談内容は、ヤミ金融や利用していないインターネットの有料サイトの料金請求など、悪質商法関係が4503件(昨年493件)で全体の3分の1以上。環境問題や薬物、ハイテク犯罪関係785件(同396件)▽交通関係668件(同918件)▽ストーカー問題203件(同407件)▽少年問題159件(同243件)——と続く。また、「隣家の犬の鳴き声がうるさい」「客に飲み代のツケを支払うよう言ってほしい」など、警察の職務と直接関係ない相談が約600件に上るという。
 被害者の相談をきっかけに立件された事件は26件。10月には、不動産売買のトラブルから取引先の社員を恐喝したとして和歌山市の男(65)を逮捕した。また、夫婦間の暴力(DV)事件なども、相談が立件の契機になるケースが多い。同課は「警察の範ちゅう外の相談でも、関係機関に連絡するなどの対応は可能。事実関係を整理したうえで相談してもらえれば、スムーズに受理できる」としている。
 相談は同課(073・432・0110)か各警察署へ。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031211-00000001-mai-l30