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2003年12月10日(水) 23時33分

国内携帯電話市場、カメラ付きケータイが9割超える - 市場はプラス成長MYCOM PC WEB

調査会社のIDC Japanは、2003年第3四半期の国内携帯電話市場規模と今後の見通しを発表した。2002年以降プラス成長が続く携帯電話市場は、同四半期も対前期比9%増の1,330万台の出荷台数となった。カメラ付き携帯電話は占有率が9割を超え、携帯電話のスタンダード機能となった。

今回の結果について同社では、「カメラ付き携帯電話が市場を牽引、国内の買い換え需要を喚起している」とする。携帯電話1台あたりに搭載されているカメラの画素数も向上しており、本年第1四半期比で2倍以上の画素数となる1台あたり48万画素という結果になった。第4四半期ではすでに登場している2メガピクセルカメラ搭載端末もふまえ、1台あたり80万画素まで画素数が向上すると見ている。

ここ数カ月好調のNTTドコモのFOMAについても、本格的な立ち上がりの兆しを見せ始めたとしており、今後順調に拡大基調が期待できる兆候があるという。

ベンダー別シェアでは、NECが強いブランド力を背景に出荷台数、シェアともに首位を維持。出荷台数シェアは21.3%だった。第2位はパナソニックの15.8%、第3位シャープの10.7%だが、いずれも新製品出荷のタイミングが遅れたためシェアが微減した。代わりにプリペイド型を安定供給している三菱電機、使いやすさを前面に打ち出したモデルを継続的に供給する富士通、高画素カメラを搭載して躍進したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが、それぞれ9.6%、9.2%、7.7%とシェアを増加させた。

今後の見通しについては慎重で、現在在庫問題が一部表面化していることから、年末から2004年第1四半期にかけては緩やかな生産調整が必要とする。第4四半期は前期比でマイナス成長と見ており、2003年通年では4,800万〜4,900万台の出荷を予測する。しかし2004年には成長が鈍化。最終的には4,500万台程度の出荷となり、通年では前年比でマイナス成長を予測している。

画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/12/10/29.html

Sony Ericssonらが躍進した西欧携帯電話市場 - シェア順位も変動
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/12/08/23.html

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http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/12/05/19.html

IDC Japan
http://www.idcjapan.co.jp/

(MYCOM PC WEB)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031211-00000092-myc-sci