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９日付米紙ワシントン・ポストによると、メリーランド州のロバート・エーリック知事が「ぜいたくだ」として売却を表明していた州所有のヨットが、インターネット上で競売にかけられることになった。
全長１１２フィート（約３４メートル）の「インデペンデンス」号はこれまで、州政府による歓迎行事などに使われて来たが、維持費が年間２３万ドルに上り、財政再建を進める知事が「不要」のらく印を押した。
ネット上での競売に出品するのは州政府としては異例だが、通常の競売より経費が安く済むのが理由だ。鑑定人によれば、ヨットの価値は最大３７万５０００ドル。知事は「もちろん少しでも多くの金が欲しい」と競りには大いに期待している。（ワシントン支局）