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2003年12月09日(火) 05時48分

武井前会長の聴取行わず 武富士、真相解明に甘さ共同通信

 武富士の盗聴事件で、疑惑発覚後に社内調査したコンプライアンス(法令順守)委員会は、関与を否定した前会長、武井保雄容疑者(73)の発言を清川昭社長から伝え聞いただけで、本人の事情聴取をしていなかったことが9日、分かった。
 武井容疑者は2日の逮捕後は容疑を否認していたが、最近になって「すべて自分が指示した」と供述を一転させた。8日付で会長も辞任しており、真相解明に対する委員会の姿勢の甘さが浮き彫りになった。
 同社によると、昨年7月、弁護士などで構成するコンプライアンス委員会を社内に設置。その後10月に月刊誌の報道で盗聴疑惑が発覚、元渉外担当の中川一博容疑者(42)も業務上横領事件の公判で盗聴について「会長の指示」と証言したため調査を始めたという。
 武井容疑者は清川社長に「盗聴には一切関係していない」と自らの関与を否定。盗聴対象者についても「そういう人は知らない」と述べていた。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000016-kyodo-soci