2003年12月08日(月) 00時00分

犯罪防ぐカメラの目 総和の全小中学校　来年３月までに設置 （東京新聞）

　総和町は来年三月までに町内の全小中学校に、防犯カメラを設置する方針を決めた。

　侵入の未然防止と犯罪抑止が目的。町教委によると、防犯カメラは小学校十校に各四台、中学校三校に各五台。出入り口付近や校舎の裏側などに設置し職員室のモニターで二十四時間管理する。

　録画された映像は約一カ月間保存されるが、「児童らを監視しているわけではないので、プライバシーには最大限配慮し、外部には絶対出さない」（町教委）という。

　同町は先月二十七日、二カ所の町立保育所にカメラ計九台を設置、すでに稼働させている。上辺見保育所（同町上辺見）の岩崎登一所長は「万一に備えての安全対策の一環で、保護者にも安心感があると思う」と話している。

　　（松岡　祐司）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20031208/lcl_____ibg_____001.shtml