2003年12月08日(月) 20時13分

アサヒビールが不当な販促費提供、公取委が警告（読売新聞）

　アサヒビール（本社・東京都墨田区）がビールや発泡酒の販売を巡り、一部の小売業者に対し、不当に高い販売促進費を提供していたとして、公正取引委員会は８日、独禁法違反（不公正な取引方法）の疑いで警告を行った。

　公取委によると、アサヒビールは昨年８月から今年３月にかけ、大阪府堺市や和泉市など府南部の量販店にビールの「スーパードライ」や発泡酒の「本生」を卸す際、取扱量がほぼ同じ量販店の間で販促費に最大８倍の格差を付け、差別的な取り扱いをしていた疑いが持たれている。

　アサヒビールの話「社内基準やその運用について管理徹底をはかり、市場の健全化に努めたい」（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031208-00000313-yom-soci