2003年12月07日(日) 15時32分

新認定車の税制見直し　軽減率２５％と５０％で調整（共同通信）

　政府は７日、有害物質の排出が少なく燃費の良い自動車の普及を後押しするグリーン税制見直し案の大枠を固めた。２００４年度には市場に出回る「新３つ星」に認定された環境に配慮した低排出ガス車の自動車税（都道府県税）を２５％、「新４つ星」の認定車は５０％軽減する案を柱に最終調整している。
　現行制度で軽減対象となる低排ガス車（現３つ星車）などが急増し税収が大幅に減っているため、軽減対象をより厳しい最新の排ガス規制値に基づく認定車に限定する。低排ガス性能が劣る車に対し自動車税を１０％高くする対象は、現行と同じ登録後１１年を超えるディーゼル車と１３年超のガソリン車。
　このほか、低燃費の現３つ星車に限り３０万円控除している自動車取得税（都道府県税）も対象を新３つ星・新４つ星車、またはより低燃費の自動車に絞るなど限定する方針。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031207-00000052-kyodo-soci