2003年12月06日(土) 15時09分

長野県が再び侵入実験　住基ネット、結果は非公表（共同通信）

　長野県が１１月末、住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）の安全性を検証するための侵入実験を再び、県内の自治体で実施したことが６日、分かった。実験の過程で、不正侵入を防ぐために設置されたファイアーウオール（安全障壁）などが異常を知らせる警報を出したという。
　県は９─１０月に実施した最初の侵入実験の結果を公表しておらず、今回の実験についても「現時点でコメントする状況にない」としている。
　関係者によると、２度目の侵入実験が行われたのは１１月２５─２８日。最初の実験で侵入可能な脆弱な経路が見つかった県内３町村のうちの１つの自治体で、庁内ＬＡＮ（構内情報通信網）を使い、自治体が管理する住基ネットのサーバーなどに侵入を試みたという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000020-kyodo-soci