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2003年12月05日(金) 12時30分

DoubleClick、第3四半期は広告メールの到達率が向上japan.internet.com

オンライン広告会社 DoubleClick ( NASDAQ:DCLK ) による最新の Eメール動向レポートによると、2003年第3四半期はスパムや Eメール広告が増加したにもかかわらず、不達率 (宛先不明などの理由でメッセージが戻ってきた割合) が低下し、クリックスルー率はわずかながら改善したという。

同レポートによると、ほとんどのカテゴリーで不達率が改善し、平均で前年同期の13.3%から11.8%へと減少したという。またクリックスルー率も改善し、前年同期の8.5%から9.2%へと増加している。

同調査レポートは、DoubleClick の顧客約300社の Eメールおよそ20億通をもとに調べたものだ。同レポートでは、第3四半期の到達率 (全体から不達率を引いたもの) の点で改善したとしているが、スパムフィルターによる遮断の割合は把握する手段がないため、この到達率は、実際に受信トレイに届いた Eメールの割合というより、送付先リストの品質を測る目安として捉えるのが妥当といえる。

そう捉えると、送付先リストの正確さがもっとも大きく向上したのは、法人向け出版関連の Eメール (前年同期比で到達率4.4%増) と小売およびカタログ販売業者の Eメール (同2.8%増) ということになる。消費者向け出版関連、法人向け製品およびサービス、旅行の各カテゴリーでも、幅は小さくなるがやはり向上している。

一方、消費者向け製品およびサービスの Eメールでは、到達率が84.3%へとわずかに悪化した。反面、同カテゴリーのクリックスルー率は前年同期の10%から11.2%に増加している。

クリックスルー率はその他のカテゴリーでも改善している。小売およびカタログ販売業者の Eメールでは8.8%となり、前年同期比で27.5%も増加した。旅行と法人向け出版関連の Eメールでも小幅ながら増加した。しかし、法人向け製品およびサービスの Eメールでは、クリックスルー率は7.8%で前年同期と変わらなかった。


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