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2003年12月05日(金) 07時27分

専務の株取引取材と誤解 「動向監視を」と武井会長共同通信

 武富士の盗聴事件で、ジャーナリスト高尾昌司さん(57)が2001年に事務所の電話を盗聴されたのは、会長の武井保雄容疑者(73)が、同社専務(当時)の株取引に絡む取材を高尾さんがしていると、誤解したのがきっかけだったことが5日、関係者の話で分かった。
 当時、経済情報誌が株取引で専務が巨額の損失を出したなどと報道、武富士の株価も急落していた。警視庁捜査二課は、高尾さんが批判記事を書くことで、株価がさらに下がることを恐れた武井容疑者が盗聴を命じたとみている。
 関係者によると、武富士の株価は2000年11月ごろ、1万1000円台から5000円台に急落。同じころ、複数の月刊経済情報誌が「香港で多額損失」などと武富士の株価や株取引をめぐる記事を掲載していた。
 この前後に高尾さんが香港へ行ったとの情報を得た武富士側が株取引の取材と誤解。元渉外担当の中川一博容疑者(42)は「武井会長から、動向を監視するよう命じられた」という。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000030-kyodo-soci