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2003年12月05日(金) 00時00分

ネット技術、災害時に活用/四国総合通信局朝日新聞・

  災害が発生した際、被災現場からの映像発信や関係機関の情報共有にインターネット技術を活用しようと、総務省四国総合通信局は3日から、 「災害情報サポートシステム」 の公開実験を松山市内で始めた。 システムを使えば、交通情報や火災情報などが分かる電子地図の作製や、ホームページで一般向けの情報発信も可能になるという。 実験は5日まであり、一般にも公開される。

  3日の公開実験では、松山市コミュニティセンターに仮想の被災現場と避難場所を設け、同市防災センターに設置した災害対策本部と、複数の通信手段を使って情報の伝達を試みた。 無線LANなどで現場の映像を送ったり、救急車の中から患者の心電図を送信するなどした。

  四国総合通信局は今回のシステムをつくるため、8月に学者や企業、行政機関などでつくる調査研究会を立ち上げ、準備を進めてきた。 インターネット技術を活用することで、光ファイバーや電話回線、携帯電話など複数の通信手段を選択でき、消防や警察、役所など各機関の情報共有が容易になるという。

  5日の公開実験は午前10時〜正午、午後1時半〜同3時半の2回。 見学希望などの問い合わせは四国総合通信局企画調整課 (089−936−5071) へ。(12/5)

http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=3082