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2003年12月04日(木) 19時36分

FOMAの契約者数、06年に2500万件を予測=NTTドコモロイター

 [東京 4日 ロイター] NTTドコモ<9437.T>の立川敬二社長は、今年最後の定例会見で、第三世代携帯電話サービス「FOMA」の契約者数について、「この調子でいけば、今年度計画の200万件の達成は確実だ」との見通しを示した。また、今後の展開に関しては、2006年頃の総契約者数を5000万件とした上で、「FOMAと(50xシリーズなど第二世代の)PDCは半々になると予測している」と語った。
 10月末現在のドコモの総契約者数は4518万8000件で、内訳はPDCが4385万1000件、FOMAが133万7000件となっている。
 立川社長はFOMAついて、「来年は(ホップ、ステップに続く)ジャンプの年だ」と位置付けた上で、年明け早々にも発売する今年度のセカンドモデルを今月中旬に発表することを明らかにした。具体的な機能等については触れなかったものの、ソニー<6758.T>と非接触ICカード事業「FeliCa(フェリカ)」で共同出資会社を設立することなどを挙げ、「来年以降はFOMAでいろいろなことができるようになると思う」と語った。同時に、「当然、506シリーズも出す」とし、第二世代でも新端末を投入する。
 FOMAの基本ソフト(OS)を「リナックス」に統一するとの一部報道に対しては、「メーカーはどれかに統一したいだろうが、たぶん一本化は無理」と否定。その上で、携帯電話機メーカーに対して、英シンビアン社製とリナックスを推奨していくことを明らかにした。
 開発を進めているFOMAを高速化した「HSDPA」は2005年前半にもサービスを開始できる見通し。立川社長は、HSDPAのデータ通信速度が実効速度でも毎秒2メガビット程度出ることを明らかにした上で、「KDDI<9433.T>のEV─DOよりも速い」ことを強調した。(ロイター)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031204-00000115-reu-bus_all