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2003年12月03日(水) 00時00分

出会い系・メル友サイト利用者、「実際に会う」人が増加japan.internet.com

インターネットコム株式会社株式会社インフォプラントが行った調査によると、出会い系・メル友募集サイトの利用者のうち、「実際に会って関係が続いている」人が1年前より11ポイント増えたことが分かった。

この調査は、全国の10代〜40代の人で、出会い系・メル友募集サイトの利用者300人を対象に行ったもの。年齢層分布は10代:9%、20代:37%、30代:37%、40代:17%。

2002年10月に行われた調査と比較してみると、「参加費が有料で本人確認制度も導入されているところ」を利用する割合が5ポイント増え8%、「参加費が有料で本人確認制度が導入されていないところ」の割合が2ポイント増え5%になっていた。いくらかの参加費を払って保障を得るという考えが浸透してきているようだ。

また、出会い系・メル友募集サイトで知り合った人との関係については、「実際に会って友達・恋人(婚姻)関係が続いている」が11ポイント増え14%だった。一方で「ほとんどが短期間のメールのやり取りで終わってしまう」「ある一部の人とはメールで仲良くしているが、ほとんどの人とは音信不通」も増えていた。

出会い系・メル友募集サイトなどで知り合った人と会うことについては、2002年の調査では0%だった「積極的に会いたい」という人が4%に増え、「一定期間メール交換をしたあとなら会ってもよい」という人が9ポイント増えた。「会いたくない」と答えた人は9ポイント減った。

これに加え、「出会い系・メル友募集サイト以外でも、恋人ができたり友達ができたということがあるか?」という質問には57%が「ある」と答えたことからも、インターネットを通じて人間関係を作るということそのものが定着してきた様子が伺えた。

出会い系・メル友募集サイトに対する意見としては、「やはり危険なイメージがある」(製薬会社/42歳)や「モラルのない人が多すぎる」(主婦/36歳)などの否定的な意見も見られたが、「2年の交際を経て再婚の予定」(在宅/42歳)や「様々な年齢層が利用しているから、相談ができる」(学生/16歳)など、肯定的な意見も寄せられた。うまく利用すれば利点もあるが、本人の心構えが必要なのは相変わらずのようだ。(調査協力:株式会社インフォプラント

参考記事:
au、年少者の出会い系サイト利用問題に対応「EZweb 利用制限」導入
調査協力:


Q:あなたが主に利用している出会い系・メル友募集サイトはどのようなものですか?

Q:出会い系・メル友募集サイトで知り合った人とずっといい関係が続いていますか?それとも音信不通になってしまうことが多いですか?

Q:出会い系サイト・メル友募集サイト、もしくは他のサイトで知り合った人と実際に会うことについてどう思いますか?


(2003/12/2 全国10代〜40代で、出会い系・メル友募集サイトの利用者300人)

※詳細データ(記事未掲載設問を含む)はこちらでダウンロードできます。 【有料】

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    http://japan.internet.com/research/20031203/1.html