2003年12月03日(水) 11時10分

３日概況（前引）小反落、商品市況関連株が高い（ラジオたんぱ）

３日の東京株式市場前場の取引は小動きとなり、日経平均、ＴＯＰＩＸとも小幅反落した。前日の伸び悩んだ地合いを引き継いだほか、米国株も軟調に推移したため、積極的な買いが手控えられた。手掛かり難の中で、全般は小動きに終始した。前引け段階の出来高は概算８億４５５２万株。約半分の４億２０００万株はあしぎんの商いが占めた。値上がり銘柄数は４８５、値下がりは８５９。ハイテク株が総じてさえないほか、朝高の銀行株も徐々に値を消した。前日に会長が逮捕された武富士は大幅安となり、業界全体のイメージ悪化懸念から他の消費者金融株も軟調に推移した。

一方で商品市況の強い動きを背景に住友鉱山、大平洋金属が人気を集めて上伸した。非鉄株では９０億円増資の方向性が明らかになった古河機械金属も高い。中国向けのトラック需要増加を再び見直す形でいすゞも人気となった。（Ｓ．Ｋ）（ラジオたんぱ）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000010-rtp-brf