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マイクロソフトは２日、同社が運営する無料のメール送受信サービス「ホットメール」で、違法薬物や出会い系サイトなどの情報を一方的に送りつける「迷惑メール」を撃退する機能を強化した。利用者から得た情報を基に、件名や文章のパターンをデータ化し、類似表現があるものを迷惑メールとして認定、送受信を防ぐ。
メールの操作画面上に「迷惑メール」のボタンを新たに設置。迷惑メールを受け取った場合はクリックして、迷惑メールをマイクロソフト側に送る。特徴を分析した後、約２週間ごとにデータを更新、最新の迷惑メールも、利用者の受信トレーに届かないようにする。
同社は、すでに３月から全世界で２０万人のホットメール利用者の協力を得て、５００万件の迷惑メールのデータを集めた。５０万通りの迷惑メールのパターンを把握しているという。
ホットメールの利用者は、国内で約４５０万人で、無料のメール送受信サービスの加入者の半数近くを占める。
(12/03 08:41)