2003年12月02日(火) 15時54分

＜携帯電話＞県内加入数80万件（琉球新報）

　県内の携帯電話（ＰＨＳを含む）の普及率は9月末現在、60％と加入数が80万件を超え、また高速インターネットの世帯普及率も15％に上っている。加入件数は依然として増加傾向にあり、総務省沖縄総合通信事務所では「動画も送れる第3世代携帯電話の販売もあり、調査後もさらに加入者数は増えているのでは」とみている。
　同事務所がこのほど発表した。加入件数は80万4580件で前年に比べ、5万7904件増加。人口に対する普及率は60・08％と全国の人口普及率65・86％に比べ5・78ポイント低い。
　このうち、ＰＨＳは、加入数7万485件と前年に比べ1497件減少したが、普及率は5・26％と全国の4・18％を上回った。
　一方、高速インターネットの普及率は、ＤＳＬ（デジタル加入者線）で11％、ＣＡＴＶ（ケーブルテレビ）を利用したインターネットで4％を超え、両方合わせ普及率が15・05％に達した。
　高速インターネットも増加傾向にあるが、県内では地域によってサービスが受けられない所もあり、全国の両方合わせた普及率23・48％には、まだ及ばない状況となっている。
　また、無線呼び出し（ポケベル）は、県内で12％と、全国の0・7％を大幅に上回っているが、同事務所では「加入したまま、未使用の人もかなりいるのでは」と述べ、実際稼働していないものが多いとみている。（琉球新報）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000018-ryu-oki