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2003年11月29日(土) 00時00分

表札やポストに謎文字 松戸の常盤平団地表札に記された不審な文字=松戸市の常盤平団地で朝日新聞・

松戸市の常盤平団地で、表札や集合ポストに意味不明の「謎」の文字や記号が書かれているのが大量に見つかり、住民を不安がらせている。常盤平団地自治会(中沢卓実会長)は30日、団地内の公園で「『謎』文字を追求する防犯青空集会」を開き、不審な文字や記号の消去や防犯を呼びかける。

 謎の文字や記号は全国的な広がりを見せていると言われ、テレビでも取り上げられた。同団地でも夏ごろから、「うちにもある」「気味が悪い」「不安だ」との声が自治会に寄せられた。

 このため、自治会では11月、同団地の5359戸のうち、683戸を抽出して実態を調査した。その結果、30・16%にあたる206戸の表札や集合ポストのわきに「F」「K1」「K2」「シ」「ギ」などの文字や記号が記してあった。

 同自治会の新田勝義・環境美化部長は「私の家にもあったが気がつかなかった。古くからの建物に多く、外部から出入り口が見えやすい建物や比較的新しい建物にはあまり見られなかった」という。

 これらの文字や記号については、訪問販売員などが「午前は居るが午後からはいない」「共働きの家」「売れ筋」「年金生活者」などの様々な目的でつけていくとか、「空き巣狙いの暗号ではないか」と言われているが、正確なところははっきりしないという。

 新田さんは「トラブルや被害が起きてからでは遅いので、不審者に対して、この団地は何かあると立ち上がるということを知らしめる意味でも集会を開く」と話している。

(11/29)

http://mytown.asahi.com/chiba/news01.asp?kiji=3630