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他人のクレジットカードのデータを使ってインターネット上の取引決済に使う「電子マネー」を買ったとして警視庁は２８日、三重県鈴鹿市住吉４丁目、元家電量販店員後藤博順容疑者（２５）を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した、と発表した。
ハイテク犯罪対策総合センターと日野署の調べでは、後藤容疑者は６月から７月にかけて、鈴鹿市の女性会社員（３１）ら４人のクレジットカードの番号や有効期限などを使い、東京都内の電子マネー販売会社から計３２回にわたり１４万４０００円分の電子マネーをだまし取った疑い。
カードのデータは、当時勤めていた鈴鹿市内の家電量販店のレジで、領収書の控えを盗み見てメモしていた。自宅のパソコンにこれらのデータを入力して詐取していた。出会い系サイトの利用料金に充てたという。(11/28 13:41)