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2003年11月28日(金) 00時00分

刑法犯369万件で過去最悪、検挙率も最低水準「犯罪白書」で明らかにZAKZAK

 野沢太三法相は28日の閣議で、平成15年版の犯罪白書を報告、了承された。前年に警察が認知した刑法犯は369万3928件(前年比3.1%増)に上り、7年連続で過去最悪を更新した。このうち、交通人身事故を除く一般刑法犯の検挙率は、前年より0.9ポイント上回ったものの20.8%と戦後最低水準に低迷した。

 一般刑法犯の認知件数も戦後最悪を更新、前年比4.3%増の285万4061件だった。刑法犯全体の6割強を占める窃盗は237万7488件(同1.6%増)。空き巣狙いで問題となったピッキング犯罪は1万9121件(同2.3%減)だった。

 殺人の認知件数は4.2%増の1396件と悪化したものの、検挙率は1.6ポイント増の95.7%に回復した。ただ、殺人以外の強盗や脅迫、強姦(ごうかん)など「暴力的色彩の強い八罪種」の検挙率は強盗を除き前年より低下。外国人犯罪で強盗が前年比12.8%増の247件で過去最多となったほか、窃盗が2万604件(39.0%増)と急増した。

ZAKZAK 2003/11/28

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_11/1t2003112804.html