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2003年11月27日(木) 23時13分

インターフェロン製剤副作用で脳梗塞 厚労省が注意喚起朝日新聞

 B・C型肝炎の治療に使われるインターフェロン製剤や併用療法で使われるリバビリンを投与後、副作用と見られる脳梗塞(こうそく)となり、うち1人が死亡した例があるとして、厚生労働省は27日、計6種類の製剤すべての添付文書に、脳梗塞を重要な副作用として記載するよう製薬会社8社に指示した。併せて医師らへの注意喚起も求めた。

 指示対象はシェリング・プラウ、住友製薬など。同省に入った報告では、C型慢性肝炎のため約1カ月間の投与を受けていた50代女性がめまいなどを訴えたため投与を止めたが、脳梗塞で倒れてまもなく死亡した。ほかにも投与十数日〜数カ月後に脳梗塞が起こった患者が計27人おり、同省は同製剤投与との関連も否定できないと判断した。年間使用者は計4万人いる。

 また、同省は急性気管支炎や肺炎、中耳炎などの治療で年間計720万人に使われる抗生物質「ジスロマック」で、重い不整脈の副作用が起こる恐れがあるとして、心疾患のある患者らには慎重に投与する注意事項を医療現場に徹底するよう、販売するファイザー製薬に指導した。(11/27 23:13)

http://www.asahi.com/national/update/1127/037.html