2003年11月26日(水) 00時00分

携帯電話のハンズフリー装置高速バスに配備（朝日新聞・）

　　東海道新幹線の運転士が運転中にカメラ付き携帯電話で写真やメールを送信していた問題を受け、ＪＲ四国は、高速バスの運転手に配備している携帯電話用として「ハンズフリーマイク」を導入することを決めた。緊急連絡に利用する。

　　同社によると、高速バスの運転手は、急病人発生など緊急事態や、会社との連絡などのために携帯電話を持っている。走行中の使用は道交法違反だが、両手があくハンズフリー装置を使った通話は認められていることから、このタイプのマイクを導入することにした。

　　高速バス７６台のすべてに配備し、費用は約３００万円。ＪＲバス８社のうち、５社で既に配備ずみという。

　　同社によると、列車は無線があるため携帯電話を配備していないが、個人所有する乗務員が多く、過去に２回、業務中にメールを使用した事案があったという。００年１２月と０２年４月で、いずれも法令違反には当たらないが、業務中は携帯電話を使わないよう、全乗務員に指導したという。

（11/26）

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=5981