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2003年11月25日(火) 12時41分

若年ハイテクエリート、携帯への完全移行にも前向きZDNet

 米国でハイテクを早くから利用しているユーザーの方が、固定電話やテレビといった従来型のコミュニケーション手段から、携帯電話、インターネット、電子メールなどに進んで切り替える傾向の強いことが、Pew Internet & American Life Projectが11月24日発表した調査で分かった。また、パフォーマンスや料金を理由にインターネットや電話サービスの提供企業を乗り換える率も、こうしたユーザーの方が高くなっている。

 この調査によると、「情報商品とサービス」を積極的に利用する米国人は31%を占め、ハイテクエリート層を構成する。この層は年齢別に、「Young Tech Elite」(平均年齢22歳)、「Wired Baby Boomers」(同52歳)、「Wired Generation Xers」(同36歳)の3世代に分類され、60%以上はGeneration Xersが占める。Young Tech EliteとWired Baby Boomersの割合はそれぞれ20%程度だった。

 Young Tech Eliteが米国の人口に占める割合は推定6%。従来型のコミュニケーションシステムから最新機器に乗り換える率はこの層が一番高いという。同報告書によれば、この層に属する米国人の80%が携帯電話を所有し、固定電話サービスから携帯電話サービスに乗り換えた率も9%に上った。

 これに対して調査対象となった携帯電話ユーザーのうち、固定電話サービスを解約して携帯だけの利用に絞ったユーザーは3%どまり。Wired Generation Xersの67%、Wired Baby Boomersの57%は、固定電話がないと不安だと答えている。ただ、米連邦通信委員会(FCC)がナンバーポータビリティ規制を導入したことで、固定電話から携帯電話に完全移行する動きが促進されるかもしれないと、Pewの報告書は指摘している。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00000028-zdn-sci