2003年11月23日(日) 18時03分
食中毒で飲食店社長が謝罪 歴史資料館なども閉鎖へ(共同通信)
長崎市の飲食店「レストラン十六番館」(同市南山手町)で食事をした修学旅行生ら計650人以上の集団食中毒で、店を経営する有限会社「十六番館」の野口博利(のぐち・ひろとし)社長は23日会見して謝罪し、レストランや併設の売店、資料館の閉鎖を発表した。
野口社長は「一生に一度の修学旅行をぶち壊してしまい、心からわびたい。補償についても精いっぱいのことはする」と謝罪。観光地・長崎に与えたダメージについても関係者に陳謝した。
同社は、観光名所のグラバー園や大浦天主堂の近くにある「南山手十六番館」内でレストランと売店、キリシタン資料などを展示する歴史資料館を運営。いずれの施設も今月末までに閉鎖する。
同社長は「年々団体客が減って食中毒が起きる前から検討していた」と説明。約20人の従業員・パートは解雇する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031123-00000110-kyodo-soci