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2003年11月21日(金) 16時50分

インフルエンザ患者数、ネットで毎日公表 厚労省朝日新聞

 インフルエンザの流行状況をいち早くつかむため、全国の患者の発生数を毎日集計し、インターネットで公表する試みが、この冬から始まる。厚生労働省が約500カ所の医療機関の情報を集める。急激な患者増加やピーク時の見極めなどに役立てるねらいだ。

 現在は約5000カ所の医療機関で定点観測し、患者の発生情報を週単位でまとめて「警報・注意報マップ」として公表している。ところが、流行のピークを迎える1月中旬から2月上旬は患者数が急速に変化し、週1回の公表では追いつかない。

 そこで、定点観測の1割に当たる約500カ所を選び、毎日の患者発生を集計することにした。この情報をもとに、12月〜4月の間、ネット上でほぼ毎日、最新の患者数を掲載する。この約500カ所は、過去3年分のデータを蓄積しており、今期分と比較できるようにもする予定だ。

 厚労省は、自治体が流行の警報を出す際の判断材料になると期待し、市民にも「子ども連れで出かけたり、お年寄りの家を訪れたりする時に、あらかじめ流行の程度を見てほしい」(感染症情報管理室)と話している。

 公表は12月から国立感染症研究所感染症情報センターのホームページで。

(11/21 16:04)

http://www.asahi.com/national/update/1121/023.html