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2003年11月19日(水) 07時01分

JR東日本でも運転士が携帯操作・喫煙 客が目撃し通報朝日新聞

 JR東日本の千葉支社の在来線運転士(44)が今年1月、乗務中にたばこを吸ったうえ、携帯電話を操作していたことが18日、分かった。目撃した乗客が「運転走行中に下を向いてメールを打っていた」と同社に通報。運転士は喫煙は認めたものの、携帯電話については「駅に停車中、着信履歴を確認しただけ」と主張したため、同社は厳重注意にとどめた。

 JR東日本などによると、運転士は1月26日午前、千葉県を走る久留里線(木更津—上総亀山)に乗務。上総亀山駅付近で、客室側の二つの窓のカーテンを閉め、たばこを吸って携帯電話を操作したという。運転室と客室の間の窓は三つあるが、客室から見て一番右側の窓はカーテンが開いており、ここから乗客2人が目撃した。

 この乗客は「上総亀山駅を出発後、5分ほど携帯電話をいじって、たばこを吸っていた」と話している。運転士は同社の調査に対し、「同駅で折り返し運転するための整備中に運転室でたばこを吸った。携帯は着信確認をしただけ」と話したという。

 JR東日本は、運転士や車掌に対し乗務中の携帯電話の使用や喫煙を禁じている。また、携帯電話を車内に持ち込む際には電源を切るほか、不必要に運転室のカーテンを下ろさないよう指導している。同社は「話に食い違いはあるが、指導を守らずお客様に不安感を抱かせる行為をした。運転士らの個人指導を一層強化し再発防止に努めたい」と話している。

 一方、JR西日本でも00年8月、山陽線の快速電車の運転士が運転中に携帯電話で知人と話し、処分を受けている。(11/19 07:01)

http://www.asahi.com/national/update/1119/008.html