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2003年11月19日(水) 21時14分

<会員情報流出>ファミリーマート、最大18万人分毎日新聞

 大手コンビニエンスストア「ファミリーマート」は19日、同社の通信販売の会員組織「ファミマ・クラブ」(会員数約141万人)の最大約18万人分の会員情報が、外部に流出した可能性がある、と発表した。8月下旬以降、会員約5600人に対して架空の債権の支払いを求める請求書などが送られたため、調査していた。送り先の会員の住所の特徴などが同社子会社が昨年10月に作成したデータと一致した。流出ルートは確定できず、警視庁に窃盗の被害届を既に提出している。

 データは昨年10月、同クラブ会員のうちメールマガジンの送信希望者18万2780人の会員情報を抜き出して作った。その一部か全部が流出したとみられる。データはメルマガの配信関連業務の委託先に渡した。

 第三者機関の調査で、ファミリーマート側からは流出していないことを確認。委託先は、「外部に流出していない」と回答しているが、一部確認できていない点があるという。

 架空請求に対しては、14人が5万〜90万円を支払ったという。流出原因が確定していないため、現段階ではファミリーマートは賠償に応じていない。

 情報流出の責任を取って、同社は上田準二社長ら役員6人の給与を、3カ月間、10〜20%の減給にする処分を決めた。【小林理】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000029-mai-soci