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日本テレビのプロデューサーによる視聴率「買収」問題で、事実関係を調査してきた第三者機関の「日本テレビ『視聴率操作』調査委員会」（委員長＝江幡修三・元検事総長）は１８日、プロデューサーは、番組制作費から１００７万６５８５円を不正流用し、うち合計８７５万円を視聴率モニター世帯の割り出しや謝礼に使っていたと発表した。プロデューサー以外の同局の役員・社員の関与はなかったとした。
調査委によると、プロデューサーは００年３月から今年７月にかけて、調査会社に依頼して十数世帯のモニター世帯を割り出し、元制作会社社長らを介して自分が制作した番組など計１３番組の視聴を依頼。応じた６世帯に１万円分の商品券を贈った。
制作費の不正流用には、自分の番組制作にかかわった制作会社に水増し請求書を発行させ、実際の経費との差額を自分に戻させていた。
(11/18 17:58)