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2003年11月16日(日) 09時11分

総務省、携帯電話新通信方式諮問へ 第3世代参入に道朝日新聞

 総務省は、第3世代携帯電話(3G)の新たな通信方式「TD−CDMA」の採用の是非について情報通信審議会に近く諮問する。実用化が適当と判断されれば、NTTドコモ、KDDI、ボーダフォンに続き、3Gを提供する新たな携帯会社の参入の道を開くことになる。

 日本での3Gサービスは、NTTドコモとボーダフォンが「W−CDMA」、KDDIが「CDMA2000 1x」の各方式を採用、すでに事業化している。これらの方式に適合する周波数帯はすでに3社に割り当てられ、新規には参入しにくい状態にある。

 これに対し、「TD−CDMA」方式は、国際電気通信連合(ITU)が標準規格のひとつとしているが、現在普及している第2世代携帯電話からの移行が技術的に難しかったこともあり、日本では実用化されなかった。対応する周波数帯がまるまる空いている。

 同方式は、民間のシンクタンク「マルチメディア総合研究所」(本社・東京)が今年4月から実用化に向けた試験を始め、NTTコミュニケーションズが先月末にこれに参加すると表明。ソフトバンクも実験免許の申請に向けて総務省と交渉に入っている。

 情報通信審議会は、既存の電波に悪影響を与える干渉が生じるかどうかなどの技術的な検討を経て、実用化が可能かどうかを判断する。(11/16 07:40)

http://www.asahi.com/business/update/1116/002.html