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2003年11月12日(水) 00時00分

ネットでレタスの履歴書公開朝日新聞・

 古河市や猿島郡にまたがる茨城むつみ農協(落合耕一理事長)は、インターネット上でレタス類の生産情報などを開示するサービスを始めた。生産者名や栽培履歴などを公開し、消費者に安心と安全性をアピールするのが狙いだ。同農協によると、県内の農協では初めての試みだという。

 農協によると、食品表示の偽装や無登録農薬問題などで、消費者に食に対する不信感が募っていることを憂慮。農産物の生産者名や肥料・農薬の種類などを消費者や取引先に公開することが信頼につながると判断した。まず、主力商品のレタス類(結球レタス、サニーレタス、グリーンカール)の情報開示から取り組み始めた。農協は「レタスの産地間の競争も激しいので販路拡大の狙いもある」としている。

 レタス類を詰めた段ボール箱に印刷された「生産者コード」を、農協のホームページ(http://www.jamutsumi.com)の中で入力すると、生産地や生産者の写真、栽培方法、出荷時期などが表示される。現在、約600戸の野菜農家が登録している。

 ホームページ上には、レタスの消費拡大のため、同農協の職員が考えたレタスを使った料理のレシピも紹介されている。今後は白菜やキャベツ、ネギについても導入を検討している。

 農協は「一つひとつのレタスに番号をつけるとコストがかかる。消費者レベルでどう検索できるかが課題」としている。

(11/12)

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6610