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2003年11月12日(水) 02時44分

間違ったメルマガ読者の集め方japan.internet.com

Eメールマーケティングのコンサルティングをインターネットで行っていると、面白いことが発見できる。

そのひとつに法人企業のメルマガ読者募集方法だ。一言でいって無駄な投資で非効果的なやり方をしている。今日は、そんなトピックを話題にしたい。

Eメールマーケティングコンサルタントの目から見て、明らかに無駄なメルマガ読者募集方法がある。それは、Non-Internet 媒体(雑誌、新聞など)でメルマガ読者を募集する方法だ。メルマガのブランドを告知するだけの用途であれば、そのような媒体でも効果があるが、読者を募集するところまでいかない。

ある人は、こんなことを言う。

「プレゼントでメルマガ読者を釣ればいいんだよ!」

ダイレクトメールやチラシと同じようにやれば、効果があると言いたいのだろう。インターネットを良く知らない人は、その通りと思うに違いない。でも、この考え方で実践した皆さんは、そうは思っていないはずだ。

結論から言うと、メルマガ読者を集めるには、インターネットの媒体を使うのが一番効果がある。ここで注意していただきたいのは、インターネットの媒体であれば、どれでも効果があると思ってはならないことだ。

インターネットの媒体は、2種類に分かれる。バナー広告とメルマガ広告だ。集客力のあるホームページにメルマガ読者募集のバナー広告を張る。さらに、読者数の多いメルマガに5行告知広告を掲載する。

ここまでは、インターネットの業務についている人であれば当然と思うだろう。難しいのは、コスト/パフォーマンスの高い媒体を選ぶ眼力だ。法人企業の広告・マーケティング担当者は、広告代理店担当者の言うことに耳を傾ける。

この媒体は、クリック率が高くて媒体規模も大きいと担当者に囁く。当然、料金も高い。企業の広告・マーケティング担当者は、手持ちの予算と照らし合わせて、予算内であればクリック率の高い媒体にお金を投資する。

クリック率が一つの目安に成っているからだ。でも、良く考えてもらいたい。クリック率=メルマガ読者登録数ではない。クリックした人が1万人いても実際にメルマガ登録した人は10分の1以下の場合がある。

一方、クリックした人は5,000人でも、メルマガに登録した人が3,000人以上になる場合もある。この違いは、どこから来るのだろうか。

すべて広告・マーケティング担当者の媒体の選び方から来ている。Eメールマーケティングの視点から媒体を選ぶ場合、幾つかの角度から媒体を選ぶ。その一つをご紹介しよう。

●あなたの会社が発行するメルマガの情報価値を認めてくれる読者層を抱えてる媒体かどうか。

(注意)この視点だけで媒体を選択しないこと。これだけではまだ、不十分。

でも、最初のステップになるはずだ。少なくともクリック率だけで判断しなくなる。広告代理店の話を100%信じないで、自分の考え方を判断材料にすることが出来る。

私がこのコラムでこのように助言しても、信じる人と信じない人がいる。インターネットの世界は「やってみないと分からない世界!」だからだ。私は、この言葉が好きだ。この助言が、皆さんの役に立つことを願っている。(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

記事提供: Eメールマーケティング・メルマガの相談サイト


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