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2003年11月12日(水) 21時58分

プライバシー相談寄せた1184人、HPで“丸裸”に読売新聞

 文部科学省所管の社団法人「コンピュータソフトウェア著作権協会」(東京都文京区)は、同協会のホームページ(HP)上で、著作権やプライバシーに関する相談を寄せた延べ1184人の個人情報が閲覧可能な状態になっていたと発表した。

 同協会は2000年4月、HP上に「著作権・プライバシー相談室」を開設。名前、住所、職業、年齢、電話番号、電子メールのアドレスとともに、相談内容を書き込んでもらい、半数近くの相談について、回答のみをHP上に掲載してきた。

 HPの相談者の個人情報は通常、保護されているが、HPのプログラムを一部書き換えるなど簡単な操作を行えば、閲覧できる状態になっていたという。

 同協会に「HPから個人情報を入手できる」との指摘が寄せられたため、同協会は11日夜、HPの表紙を除くすべての情報を削除し、相談を受けた全員に謝罪の電子メールを送った。

 同協会は「情報の取り扱いについて注意を促す立場なのに、非常に遺憾。協会を信頼し、相談を寄せていただいた方々に心からおわびします」としている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031112-00000413-yom-soci