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2003年11月11日(火) 19時43分

沖縄の外為仲介会社が営業停止、125億円回収不能に読売新聞

 外国為替取引の差益による高額配当をうたい、顧客から資金を集めていた外国為替取引仲介業「フォレックスジャパン」(本社・那覇市)が資金運用に行き詰まり、営業を停止した、と11日発表した。

 業務提携していた台湾に本部を置く外国為替取引会社が破たんし、運用を停止したのが原因という。全国約5000人から集めた約200億円のうち、約7割にあたる約125億円の回収のめどが立たず、近く会社は法的整理を行うとしている。

 同社の説明などによると、フ社は2000年9月以降、元本の年3—4割配当のふれこみで、外国為替証拠金(保証金)を1口1万ドルで募り、為替取引を仲介していた。実際の運用は、台湾の会社が行っていた。

 今月5日になって、台湾の会社から「投資業務を停止する」との連絡を受けたという。

 フ社は2000年の会社設立後、全国に7支店を開設。顧客の半数は沖縄県内という。

 許田明炎社長は「台湾の会社からは毎日黒字と報告されており、安心していた。突然の破たんに困惑している。顧客には誠意を持って対応したい」と説明。台湾の会社に対し、資産約75億円を返還するよう要請しているという。

 フ社は12日以降、東京、大阪、福岡など8か所で顧客に説明会を開く。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031111-00000111-yom-soci