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高級腕時計のロレックスを持参し、別の盗品のロレックスとすり替えて盗んだとして、警視庁は１１日、千葉県船橋市印内１丁目の無職佐久間武史容疑者（３３）を窃盗の疑いで逮捕した、と発表した。
自宅からは他にロレックス２０個（総額２千万円相当）が飾られた状態で見つかった。「大学生の時にロレックスに出合ってファンになった。ほとんどは盗んだものだ」などと認めているという。
丸の内署の調べでは、佐久間容疑者は９月１２日午後８時ごろ、東京都千代田区有楽町１丁目のカメラ店で、女性店員にロレックス・デイデイト（１９２万８千円相当）を出させ、別のロレックス・デイデイト（１９１万５千円相当）とすり替えて盗んだ疑い。
二つの腕時計は文字盤の色合いが微妙に違う以外は同一種類だったが、持ち込んだ方には他店の値札が付いていた。その後、佐久間容疑者は１０月３０日に同店を再訪し、店から通報を受けた丸の内署員に緊急逮捕された。
値札付きの方は昨年１２月、新宿区の家電量販店で偽物とすり替えられたものだった。佐久間容疑者は、この盗みも認めているという。
(11/11 12:51)