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2003年11月11日(火) 08時15分

ホラーゲームCM、怖すぎてテレビ放映中止読売新聞

 テレビゲーム機「プレイステーション2」を製造販売する「ソニー・コンピュータエンタテインメント」(SCE、本社・東京都港区)は10日、同社が開発したホラーゲームソフト「SIREN(サイレン)」のテレビCMの放映を11日から中止することを決めた。

 CM内容に対し、視聴者から「子どもが怖がる」などの苦情が寄せられたため。

 SCE広報部によると、SIRENは、架空の村を舞台に、怪物に姿を変えた村人が人間を襲う謎を解くゲーム。今月6日に発売され、すでに7万6000枚を売り上げた。

 問題のCMは今月3日から放映が開始された。顔から血を流した娘が両親に呼びかける「お父さんお母さん編」など2種類があり、今月13日までの放映予定だったが、別のゲームソフトのCMに差し替えることにした。一部の地方局については、代替のCM素材が用意でき次第、対応する。

 SCEには10日までに、テレビ視聴者から苦情の電話や電子メールが7件寄せられており、「過度な恐怖を与えないか、事前にCM内容を検討したが、不快感を与える結果になり中止を決めた。今後の反省材料にしたい」(広報担当者)としている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031111-00000501-yom-soci