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2003年11月10日(月) 21時49分

台湾産活ウナギにも抗菌剤 厚労省が検査命令共同通信

 台湾から生きた状態で輸入したウナギから、食品に含まれてはいけない合成抗菌剤スルファジミジンが検出されたため、厚生労働省は10日、食品衛生法に基づき、台湾産の養殖生きウナギを輸入するたびに業者に検査を義務付ける「検査命令」を出した。
 輸入ウナギをめぐっては、中国産の冷凍ウナギから抗菌剤の検出が相次いだばかり。台湾産の生きウナギの輸入量は年間2万トン近くに上り、国内のウナギ市場への影響は必至。検査には1週間程度を要するため、水際での混乱も懸念される。
 厚労省監視安全課によると、10月30日に那覇検疫所那覇空港支所に輸入届け出があった生きウナギを検査した結果、11月7日までに抗菌剤スルファジミジン0・28ppmが検出された。
 このとき輸入した約600キロは既に流通しており、輸入業者が回収を進めている。監視安全課は「大量に食べ続けなければ健康に影響はない」としている。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031110-00000236-kyodo-soci