2003年11月10日(月) 00時00分

海老名市長選　関東初の電子投票 内野氏４９票差の勝利 （東京新聞）

　任期満了に伴う海老名市長・市議選は九日投開票され、新市長には元市議の内野優氏（４８）が当選した。また新市議二十四人も決まった。

　関東初の電子投票の選挙は、投票所一カ所で投票機の設置手順を誤り投票開始が十分遅れるなどのトラブルが起きたが、投票に影響はなかった。

　投票後の作業では、投票データの記録媒体の封印作業などに手間取り、午後九時十分に予定していた開票時間が三十分遅れた。また投票所で職員が投票録の記入を間違え投票者数と票数が合わずに、投票率の確定が大幅に遅れ、約一時間で終わる予定だった開票作業は、当選者確定が市長選で午前零時半、市議選が午前一時となった。

　また同時に開票された衆院選では市選管が三十分ごとに発表予定の開票速報が一度だけだった。

　当日有権者数は九万四千八百七十三人（男性四万八千二百九十五人、女性四万六千五百七十八人）。投票率は市長選・市議選とも６６・０５％（前回は市長選５５・７９％、市議選５５・８０％）。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20031110/lcl_____kgw_____003.shtml