2003年11月08日(土) 00時00分

迷惑メール対策　ＭＳ、ヤフー提携 （東京新聞）

　ヤフーとマイクロソフトが、迷惑メール対策で連携することで合意したことが七日、分かった。十二日に都内で記者会見し、正式発表する。

　両社は、それぞれ「ヤフー・メール」や「ＭＳＮホットメール」といった無料の電子メールサービスを提供しているが、利用者が両社合計で推定延べ一千万人規模と多いことから、共通の課題である迷惑メールの撲滅に力を合わせて取り組むことにした。

　既に米国では今春、米ヤフーと同マイクロソフト、同ＡＯＬタイムワーナー（現タイムワーナー）の三社が迷惑メール対策で同様の共同歩調をとり、迷惑メール防止のための業界ガイドライン（指針）作りなどで協力しており、国内でもこうした動きに呼応することにした。

　迷惑メールは、受信者の承諾を得ずに勝手に送り付けられる商業用電子メール。世界では一日に数十億通の迷惑メールが配信されているとみられ、対策が急務となっている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20031108/mng_____kei_____002.shtml